防災拠点事業 養成研修で「重機研修」を実施

日本財団助成事業

防災拠点設置自治体において実施している研修にとどまらず、災害時に重機操作ができる人材をさらに育成するため、第5回センター・インストラクター養成研修の研修生を対象とした「重機研修」を7月5日、6日の2日間、沖縄県本部町で実施しました。

研修は、学科と実技のプログラムで構成され、学科研修では重機の基礎知識のほか、防災の観点から海洋センターのより良い活用法についてグループディスカッションを行いました。学科試験では8人が満点となるなど、研修生の意識の高さがうかがえました。

実技試験では、学科で学んだ知識をもとに、実際に重機を操作し、掘削や整地の訓練を行い、全員が「小型車両系建設機械特別教育」の資格を取得。これにより、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業で、全国各地に配備している重機を活用した災害時の支援活動をバックアップできるようになりました。

B&G財団は全国の自治体を対象に、防災倉庫の整備や油圧ショベル・ダンプ・救助艇などの機材配備をはじめ、周辺自治体との相互応援協定の締結など、災害時における支援体制づくりを推進する「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業を2021年度から開始。第一期・第二期拠点を含め、36道府県54市町村に設置しています。

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