2022.04.25 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(宮崎県宮崎市)を開催

日本財団助成事業

4月19日(火)宮崎市役所で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、宮崎市 清山知憲市長をはじめ、西田幸一郎教育長など関係者約15人がご臨席される中、B&G財団 理事長 菅原悟志から清山市長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額3,900万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた清山市長は「第二期の防災拠点に本市を選定いただいたことに感謝し、各種研修を行い人材育成に努めていく。防災拠点は、有事の際だけでなく、平時からの活用やメンテナンスが重要であるため、配備された機材や人材を眠らせず、しっかり管理・運用していきたい。本事業の実施に合わせて、現在、宮崎市にて整備を進める、災害時の医療体制を担う“生目の杜医療防災拠点”、後方支援拠点となる“生目の杜運動公園”とも一体となって、巨大地震等の災害に備えていく。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

“生目の杜医療防災拠点”とは、宮崎市で整備する、南海トラフ巨大地震などにも対応する標高29mの高台で東九州自動車道に接続し陸上輸送の要所に整備中の“宮崎西インターチェンジ周辺防災支援拠点”

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どの拠点でも同じ機材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

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