2022.04.27 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(島根県雲南市)を開催

日本財団助成事業

4月21日(木)雲南市役所で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、雲南市 石飛厚志市長をはじめ、景山明教育長など関係者がご臨席される中、B&G財団 常務理事 朝日田智昭から石飛市長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額3,900万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた石飛市長は「本市は昨年7月、1時間に100ミリを超す豪雨により、河川氾濫、道路分断、孤立集落、家屋の床下浸水などかつてない規模の被害がありました。この災害対応を検証する中で、あらためて防災設備や有事に対応できる人材の必要性を感じています。現在この経験をもとに、災害の初動時対応の見直しを進めており、今回の支援を活用し、雲南市の災害対応力の充実を図っていきたい。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どの拠点でも同じ機材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。