2022.05.13 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(鹿児島県南大隅町)を開催

日本財団助成事業

5月11日(水)南大隅町役場で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、南大隅町 石畑博町長をはじめ、山崎洋一教育長など関係者約15名がご臨席される中、B&G財団常務理事 朝日田智昭から石畑町長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額5,400万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた石畑町長は「南大隅町は町民の2人に1人が60歳以上の高齢者となる見込みです。海岸から急傾斜な山につながる地形のため、災害時は海沿いの国道が通行止めとなることが多く、町民の皆様にご不便をおかけしてきました。今回第二期防災拠点として油圧ショベルやダンプなど機材を配備いただきます。地域に根付く“互助・共助”の精神で住民一丸となって資機材を活用していきます。また、平時の訓練や重機の運転資格取得など人材育成にもご支援をいただけるということですので、この支援を活かしてより一層の安心安全の町づくりをしていきたい。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

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