防災拠点事業 岩手県久慈市で「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業」決定書授与式を実施
B&G財団は2021年8月12日(木)、岩手県久慈市役所において、2021年度「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業」の決定書授与式を行いました。
本事業は、災害発生時の緊急対応・避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやダンプ、救助艇などの機材配備、災害エキスパート研修など人材育成にかかる費用について、3年間で総額3,900万円(油圧ショベル・ダンプが2台ずつの場合は5,400万円)を上限に助成を行うとともに、周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進するものです。
久慈市では、市内の防災公園付近と消防署内の2カ所に防災倉庫を設置予定です。
遠藤市長は、「昨今の激甚災害の発生頻度の高さや、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震における津波などの被害が想定される中で、当市で事業が実施できることを感謝している。配備される機材を十分に活用するとともに、災害時に活躍できる人材育成にも力を入れ、防災体制の強化に努めたい」と話されました。
2021年度に防災拠点を整備する20道県25市町で実施。今後も全国に防災拠点を拡大していきます。
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