2022.05.31 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(福島県塙町)を開催

日本財団助成事業

5月27日(金)塙防災センターで、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、塙町 宮田秀利町長、秦公男教育長など関係者約15名がご臨席される中、B&G財団理事長 菅原悟志から宮田町長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額5,400万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた宮田町長は「当町は、令和元年の台風19号で、床上浸水を含め100軒以上の家屋被害や土砂崩落等の被害がありました。復旧作業では水を含んだ畳の撤去などに大変苦労し『こんな時に重機があったら…』と感じており、台風19号の前に実施した訓練によって被害を軽減できたという経験もありましたので、第二期防災拠点に決定いただいたことを大変ありがたく思います。過去の経験で、普段からの訓練の大切さを痛感しています。福島県内初の防災拠点として、この後に続く市町村に恥じないようしっかりと事業を遂行していきます。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

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