2022.05.31 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(宮崎県日向市)を開催

日本財団助成事業

5月12日(木)日向市役所で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、日向市 十屋幸平市長をはじめ、黒木秀樹副市長など関係者約10名がご臨席される中、B&G財団理事長 菅原悟志から十屋市長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額5,400万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた十屋市長は「第二期防災拠点に決定いただき感謝します。先日、日向灘でマグニチュード6以上の地震が発生しました。日向市は、南海トラフ地震で25,000棟の家屋被害が想定されています。また近年、水害や土砂災害などの自然災害も頻発しており、日頃から危機感をもって災害に備える必要を感じています。自治体だけでなく、他団体とも連携が大切です。配備いただく資機材の活用について日常から研修等を行い、災害対応の体制を構築し、市民の皆様の安全・安心に寄与したい。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

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