2022.05.31 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(熊本県南阿蘇村)を開催

日本財団助成事業

5月11日(水)南阿蘇村役場で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、南阿蘇村 吉良清一村長をはじめ、田中信行副村長、松野孝雄教育長など関係者約10名がご臨席される中、B&G財団理事長 菅原悟志から吉良村長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額5,400万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた吉良村長は「B&G財団には、2016年の熊本地震の際、物的支援から子どもたちの心のケアまで継続的に支援をいただいた。昨年3月に道路等のインフラはほぼ復旧し、残る南阿蘇鉄道も来夏に復旧する見込みです。この度は第二期防災拠点に決定いただき重ねて感謝します。災害は初期対応が大切なので、消防とも連携して研修等を行い、配備される重機を活用し地域住民の生命・財産を守っていきたい。また、機械は動かさないことが一番良くないため、軽微な農業用水の水害復旧等にも重機を活用したい。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

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