2022.10.20 UP 防災拠点事業 第一期 2021年度「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(北海道滝川市)
北海道滝川市で10月14日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、前田康吉市長、中島純一副市長、田中嘉樹教育長、中井勇人消防長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約20人が出席しました。
滝川市では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、防災業務専用車(プラグインハイブリッド車)、チェーンソーなど、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
前田市長は式典で、今回の整備に並行して人材育成にも力を入れ、市職員をはじめ広域消防事務組合や近隣市町の職員を含め、50人以上が重機操作に必要な研修を修了したと話したうえで、「今後、災害時の活用が期待されているドローン操作の研修などにも力を入れ、近隣市町はもとより、他の地域とも“何かあったら互いに支え合える関係づくり” を進めていけるよう、さらに取り組んでいく」と挨拶されました。
調印後は、滝川市の担当職員による配備機材の防災業務専用車、油圧ショベルやスライドダンプの性能等についての説明が行われました。
B&G財団は万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体等と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。
B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられたダンボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。
2022年度(第二期)
2021年度(第一期)
拠点一覧
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