2025.08.26 UP 防災拠点事業 滋賀県米原市 決定書授与式を実施

日本財団助成事業

滋賀県米原市にて、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の決定書授与式を行った。

1.式典情報

実施日 2025年8月20日(水) 16:30~
場所 米原市役所4階 第1応接室
出席者 <米原市>
・市長  角田 航也 氏
・副市長  宮川 巖 氏
<B&G財団>
・常務理事  朝日田 智昭
式次第 一、開式
一、B&G財団挨拶
一、決定書授与およびロゴパネル贈呈
一、記念撮影
一、市長挨拶
一、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業概要説明
一、質疑応答
一、閉式

角田市長は、昨年、伊吹地区で甚大な土砂災害が発生した。原因の一つはシカの食害によって植生が劣化し、伊吹山の保水力が低下したことである。集中豪雨のたびに土砂災害が発生しており、対応が課題となっている。配備される資機材は、伊吹山の復元活動や災害時の命を守る体制の構築などに活用し、災害対応力の強化につなげていきたいと述べた。

 式典では、支援金決定書の授与とともに、今後整備する防災倉庫に掲示される「防災ロゴパネル」の贈呈が行われた。

2.拠点情報

配備期 第四期
支援総額 <機材配備支援金>上限50,000,000円
<研修支援金>上限9,000,000円(ただし、3ヵ年合計での金額)
配備機材 防災倉庫、油圧ショベル、スライドダンプ、救助艇、軽トラック、軽カーゴ、キャラバン、運搬用ドローン、スタッドレスタイヤ等
県内情報 滋賀県内3ヵ所目の式典実施

本事業を通じて、米原市の防災体制が一層強化されるとともに、地域住民の安心・安全な暮らしを支える拠点としての役割が期待される。

「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業は、災害発生時の緊急対応・避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇などの機材配備に加え、重機オペレーターなどの人材育成にかかる費用について支援を行うとともに、周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進。本事業は2021年度から事業を開始し、これまでに39道府県84市町村への設置を決定している。

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