2023.04.24 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(高知県四万十町)

日本財団助成事業

高知県四万十町で4月13日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、中尾 博憲町長、森 武士副町長、山脇 光章教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約15人が出席しました。

中尾町長(前列右から3番目)、菅原理事長(前列右から4番目)

中尾町長(前列右から3番目)、菅原理事長(前列右から4番目)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、中尾町長(右)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、中尾町長(右)

四万十町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、ホイールローダー、災害用発電機・投光器などの機材配備がすべて完了したことから、継続的な人材育成、周辺自治体との連携促進などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 中尾町長は式典で、四万十町は平成16年・26年とそれぞれの年で河川が氾濫し水害に遭った経験から、災害への備えの重要性を述べたうえで、「今後とも資機材の適切な管理と研修の実施を重ね、人材育成に取り組み、当町の防災力の向上を図りたい。」と述べられました。
 調印後には、町担当職員による施設概要の説明と配備機材のお披露目が行われました。

  • 配備機材

    配備機材

  • 機材等概要説明

    機材等概要説明

  • 重機オペレーターによる操作デモンストレーション

    重機オペレーターによる操作デモンストレーション

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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