2025.06.24 UP 防災拠点事業 鹿児島県長島町 防災拠点事業「協定書調印式・配備機材お披露目式」および「子ども重機体験会」を実施
鹿児島県長島町で防災拠点事業の「協定書調印式・配備機材お披露目式」および「子ども重機体験会」を行った。
1.式典について
実施日 | 2025年6月16日(月) 16:00~16:30 |
---|---|
場所 | 長島町防災倉庫前(平尾ふれあいセンター) 〒899-1302 鹿児島県出水郡長島町平尾5379-1 |
出席者 | 【長島町】 町長 川添 健 副町長 長岡 勇二 長島町議会議長 林 誠治 【さつま町】 町長 上野 俊一 【B&G財団】 理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
【協定書調印式】
一、主催者挨拶 B&G財団 理事長 菅原 悟志 一、協定書 調印 一、町長挨拶 長島町 川添 健 一、事業概要説明 一、質疑応答 一、配備機材お披露目および記念撮影 |
2.子ども重機体験会について
日時 | 2025年6月16日(月) 15:00~16:00 |
---|---|
参加対象者 | 平尾小学校1年生~3年生 |
参加者人数 | 約20人 |
協力者 | 長島町職員 |
実施内容 | 重機体験(ミニショベル体験) 役場職員が操作補助をしながら膝に乗せて操縦体験の実施 |
子供たちの感想 | ・何回でも乗りたくなった ・学校に行ったら、乗ったことをみんなに自慢をしたい |
3.獅子島地区への拠点整備で地域防災力を強化
川添町長は、今回導入された小型の油圧ショベルは、道幅の狭い場所や孤立しやすい地区にも入り込めるため、いざという時の災害対応に大いに役立つ機材である。加えて、獅子島地区に防災拠点が整備されたことで、孤立しやすい離島地域においても、地域の防災力向上を図っていきたいと語った。
4.子ども重機体験会
協定書調印式に先立ち実施された「子ども向け重機体験会」では、平尾小学校の1年生から3年生までの児童約20人が重機に試乗した。参加した子どもたちからは、「学校でみんなに自慢したい!」「何回でも乗りたい!」といった声が寄せられ、大変好評だった。
-
油圧ショベル体験試乗 バケット操作
-
油圧ショベル体験試乗 ハサミ操作
鹿児島県長島町では、本事業を通じて、災害時の迅速な対応や孤立地域へのアクセスが可能となり、離島地域の備えが一層強化された。あわせて実施された「子ども重機体験会」は、防災への関心を高める貴重な機会となり、地域全体の防災意識向上にもつながった。
「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業は、災害発生時の緊急対応・避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇などの機材配備に加え、重機オペレーターなどの人材育成にかかる費用について支援を行うとともに、周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進。本事業は2021年度から事業を開始し、これまでに38 道府県69市町村への設置を決定している。
関連ページ
2025年度
2024年度
2023年度
2022年度
B&G財団メールマガジン
B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。