2023.02.15 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(長野県上松町)

日本財団助成事業

長野県上松町で2月10日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、大屋 誠町長、村田広司副町長、植原一郎教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約20人が出席しました。

大屋町長(右から4番目)、菅原理事長(右から5番目)

大屋町長(右から4番目)、菅原理事長(右から5番目)

協定書を取り交わした大屋町長(左)とB&G財団 菅原理事長(右)

協定書を取り交わした大屋町長(左)とB&G財団 菅原理事長(右)

上松町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、避難所用テント、発電機、テントサウナなど、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 大屋町長は、防災拠点事業にかかる幅広い支援に感謝するとしたうえで、「人材育成にも力を入れ、広域消防や建設業界の方々に協力いただき、89人の職員が重機オペレーターの資格を取得しています。今後、配備いただいた機材は災害時に限らず、定期的な研修をはじめ、いろいろな場面で有効活用していきたい」と話されました。式典後は、町担当職員による事業概要の説明と配備機材のお披露目が行われました。

  • 配備機材(油圧ショベル、スライドダンプ2台、排土板)

    配備機材(油圧ショベル、スライドダンプ2台、排土板)

  • 配備機材(救助艇、テントサウナ)

    配備機材(救助艇、テントサウナ)

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ機材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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