2023.04.07 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(福岡県築上町)

日本財団助成事業

福岡県築上町で3月27日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、新川久三町長、八野紘海副町長、久保ひろみ教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約10人が出席しました。

新川町長(左から2番目)、菅原理事長(左から3番目)

新川町長(左から2番目)、菅原理事長(左から3番目)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、新川町長(右)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、新川町長(右)

築上町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、救助用水上バイク、避難所用多目的ベッド、移動式エアコンなど、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 新川町長は式典で、本事業をはじめ海洋センター修繕助成事業や偉人マンガ製作と活用事業など、B&G財団には様々な支援をいただいていると話したうえで、「災害対策強化のための機材や倉庫の整備、重機操作員などの人材育成に支援いただき大変感謝している。今後もB&G財団の各種事業を活用していきたい」と述べられました。 調印後には、町担当職員による施設概要の説明と配備機材のお披露目が行われました。

  • 防災倉庫(コミュニティーセンターに隣接)

    防災倉庫(コミュニティーセンターに隣接)

  • 施設概要説明

    施設概要説明

  • 配備機材

    配備機材

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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