2023.04.10 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(鹿児島県天城町)

日本財団助成事業

鹿児島県天城町で3月29日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、森田弘光町長、院田裕一教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約30人が出席しました。

集合写真

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、森田町長(右)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、森田町長(右)

天城町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、ホイールローダー、救助用水上バイク、災害用ドローンなど、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 森田町長は式典で、「新たに整備された防災倉庫やスライドダンプ、油圧ショベルなどを災害時に有効活用するために研修は欠かせない。町職員や消防署員をはじめ多くの人に研修に参加してもらい、防災拠点機能の拡大を図っていきたい」と話され、加えて「昨年初めて、センター・インストラクター養成研修の受入れを行い、立派な指導者になるために懸命に取り組む研修生の姿が印象的だった。今後もB&G財団と密に連携し、様々な事業に取り組んでいきたい」と述べられました。
 調印後には、町担当職員による施設概要の説明と配備機材のお披露目が行われました。

施設および機材概要説明

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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