2023.03.08 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(鳥取県伯耆町)

日本財団助成事業

協定書を取り交わした森安町長(左)とB&G財団 菅原理事長(右)

協定書を取り交わした森安町長(左)とB&G財団 菅原理事長(右)

鳥取県伯耆町で3月2日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、森安 保町長、安部 泰副町長、箕浦昭彦教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約15人が出席しました。
 伯耆町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、避難所用テントや投光器など、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。

調印式の様子

調印式の様子

森安町長は式典で、「支援いただいた資機材を有効に活用し、役場職員だけでなく消防団員などにも参加してもらい、幅広く研修を実施している。今後も防災拠点事業をはじめ、地域活性化と地方創生に向けたB&G財団の新たな取り組みに期待し、我々も邁進していきたいと思う」と話されました。
 雪の影響により、お披露目式の予定を変更し、大型モニターを使って、事業概要の説明と配備機材の詳細説明が行われました。

  • 事業概要・配備機材の説明

    事業概要・配備機材の説明

  • 避難所用テント

    避難所用テント

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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