2023.02.28 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(岡山県矢掛町)

日本財団助成事業

岡山県矢掛町で2月17日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、山岡 敦町長、山縣幸洋副町長、山部英之教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約20人が出席しました。

山岡町長(前列右から2番目)、菅原理事長(前列右から3番目)

山岡町長(前列右から2番目)、菅原理事長(前列右から3番目)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と山岡町長(右)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と山岡町長(右)

矢掛町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、給水コンテナや非常用照明器、発電機など、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 山岡町長は式典で、「配備いただいた油圧ショベル・スライドダンプなどを活用し、消防署や消防団にも加わってもらい、積極的に訓練や研修に取り組んでいる。防災拠点として、全国各地で災害が発災した際には、資機材をはじめ人材も含めた広域的な連携を図り、今回のご支援を全ての方々へ還元できるよう有事に備えていきたい」と話されました。 また、式典後には、町担当職員による事業概要の説明と配備機材のお披露目が行われました。

  • 事業概要説明

    事業概要説明

  • 配備機材

    配備機材

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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