2023.04.24 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(福井県大野市)

日本財団助成事業

福井県大野市で4月18日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、石山志保市長、南谷憲児副市長、久保俊岳教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約10人が出席しました。

菅原理事長(前列右から3番目)、石山市長(前列右から4番目)

菅原理事長(前列右から3番目)、石山市長(前列右から4番目)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、石山市長(右)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と、石山市長(右)

大野市では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、救助艇運搬車両や災害用ドローンなど、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 石山市長は式典で、「本事業を通じてハード・ソフト面の支援を受けて、4月の消防総合訓練、11月総合防災訓練でも、この資機材を活用しており、特にドローンを活用した情報把握が迅速にできるよう訓練を進めている。大型機材の配備も完了したことから、今後も災害に強いまちづくりを推進していく」と述べられました。
 調印後には、担当職員による施設概要の説明と配備機材のデモンストレーションが行われました。

  • 油圧ショベルの実演

    油圧ショベルの実演

  • 災害用ドローンの実演

    災害用ドローンの実演

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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