2025年12月11日 防災拠点事業 福島県柳津町 県内2ヵ所目の防災拠点が完成

日本財団助成事業

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福島県柳津町にて、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式・配備機材お披露目式を行った。

小林町長と菅原理事長の調印の様子

1.式典情報

実施日 2025年12月8日(月)15:00~
場所 B&G防災倉庫
出席者 <柳津町>
・町長   小林 功 氏
・副町長  田沼 祐二 氏
・教育長  神田 順一 氏
<他自治体>
・小野町  町長 村上 昭正 氏
・塙町   町長 宮田 秀利 氏
<B&G財団>
・理事長  菅原 悟志
式次第 一、主催者挨拶
一、協定書調印
一、町長挨拶
一、事業概要説明
一、質疑応答
一、配備機材お披露目および記念撮影

小林町長は、「災害発生時の各種資材の活用はもとより、被災地への重機等の派遣も積極的に行っていきたい」と述べた後、「特に油圧ショベルは各地区の道路の維持管理などの共同作業にも使用し、安全安心なまちづくりを一層推進していきたい」と話した。

  • 安全安心なまちづくりへの思いを語る小林町長

    小林町長

  • 重機デモンストレーション

    重機デモンストレーション

2.拠点情報

配備期 第三期
支援総額 <機材配備支援金>上限55,000,000円
<研修支援金>上限9,000,000円(ただし、3ヵ年合計での金額)
配備機材 油圧ショベル(キャビン)2台、スライドダンプ(AT)2台、救助艇、ドローン、段ボールベッド、蓄電池、避難所用トイレ、止水パネル、スタッドレスタイヤ
県内情報 福島県内2ヵ所目の拠点整備完了および式典実施

福島県柳津町は、塙町に次いで県内2ヵ所目の拠点設置となり、豪雪被害が多い地域でもある。同町では、女性の参画を促す防災研修を実施するとともに、定期的な防災カフェの開催を通じてコミュニティ形成を図る。

今回の拠点整備と機材配備により、平時の備えと災害時の即応体制が強化された。今後も防災体制の充実と住民の防災意識向上に取り組み、安全・安心な地域づくりを進めていく。

「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業は、災害発生時の緊急対応・避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇などの機材配備に加え、重機オペレーターなどの人材育成にかかる費用について支援を行うとともに、周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進。本事業は2021年度から事業を開始し、これまでに39道府県84市町村への設置を決定している。

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