2025.07.25 UP 防災拠点事業 滋賀県高島市 県内2ヵ所目の防災拠点が完成
滋賀県高島市にて、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式・配備機材お披露目式を行った。
1.式典情報
実施日 | 2025年7月17日(木) 16:00~ |
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場所 | 高島市消防本部(高島市今津町日置前5150) |
出席者 | <高島市> ・市長 今城 克啓 氏 <米原市> ・副市長 宮川 巌 氏 <B&G財団> ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
一、主催者挨拶 一、協定書 調印 一、市長挨拶 一、事業概要説明 一、質疑応答 一、配備機材お披露目および記念撮影 |
今城市長は、今回配備いただいた資機材は、平時から活用し、非常時に備えるとともに、全国の防災にも活かしていきたい。防災拠点の整備は市民にとっても大きな安心につながる。協定書の調印を機に、防災体制の充実と職員のスキルアップにしっかり取り組んでいくと述べた。
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市長あいさつ
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重機デモンストレーション
2.拠点情報
配備期 | 第三期 |
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支援総額 | <機材配備支援金>上限35,000,000円 <研修支援金>上限9,000,000円(ただし、3ヵ年合計での金額) |
配備機材 | 防災倉庫、油圧ショベル、スライドダンプ、救助艇、油圧救護器具 他 |
県内情報 | 県内2ヵ所目の拠点整備完了および式典実施 |
高島市では、活断層による地震や北部での豪雪災害などが危惧されており、市全域で迅速な災害対応ができるよう、消防を中心とした活用体制を構築するため、市消防本部に防災拠点を設置した。
また、本事業を契機として、女性消防団の活躍をさらに推進することを目指し、避難所運営や外国人向けのコミュニケーションツールの使用方法などを研修で習得。今後は実地訓練への参加も促し、災害時に女性が活躍できる役割の拡大を図っていく計画である。
高島市の防災拠点は地域の安心を支える拠点として、今後も資機材の活用や職員のスキル向上に努め、多様な人材が活躍できる体制づくりを進めていく。
「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業は、災害発生時の緊急対応・避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇などの機材配備に加え、重機オペレーターなどの人材育成にかかる費用について支援を行うとともに、周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進。本事業は2021年度から事業を開始し、これまでに38道府県69市町村への設置を決定している。
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