2025.08.18 UP 防災拠点事業 香川県三木町 県内1ヵ所目の防災拠点が完成
香川県三木町にて、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式・配備機材お披露目式を行った。
1.式典情報
実施日 | 2025年8月5日(火)16:00~ |
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場所 | B&G防災倉庫 |
出席者 | <三木町> ・町長 伊藤 良春 氏 ・副町長 高西 功 氏 ・教育長 間嶋 浩 氏 <他自治体> ・さぬき市 市長 大山 茂樹 氏 <B&G財団> ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
一、主催者挨拶 一、協定書調印 一、町長挨拶 一、事業概要説明 一、質疑応答 一、配備機材お披露目および記念撮影 |
伊藤町長は、本町には、香川県の災害時拠点的医療施設や緊急時のヘリコプター発着場があり、有事の際には大きな役割を担う自覚を持っている。本事業で整備した資機材を災害時に活用できるよう、重機操作研修や災害時を想定した職員参集訓練を実施し、町全体の防災力向上を図っていきたいと述べた。
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協定書調印
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重機デモンストレーション
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記念撮影
2.拠点情報
配備期 | 第三期 |
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支援総額 | <機材配備支援金>上限35,000,000円 <研修支援金>上限9,000,000円(ただし、3ヵ年合計での金額) |
配備機材 | 油圧ショベル(キャノピー1台、AT1台)、インフレータブル救助艇、ハンドガイドローラ、軽トラック、コンビツール、熱画像直視装置、パーテーション、簡易トイレ等 |
県内情報 | 香川県内1ヵ所目の拠点整備完了および式典実施 |
三木町は香川県の県庁所在地である高松市に隣接しており、大規模災害時には高松市などと連携して対応にあたる。そのため、多くの職員や消防団員、消防職員が特別教育を受け、大規模災害への対応力向上に取り組んでいる。
また、避難所である学校と連携した防災体制の構築を進めており、町の主要避難所である学校において、教師や生徒が運用しやすい避難所マニュアルの策定に取り組んでいる。
今回の拠点整備と機材配備により、平時からの備えと災害発生時の即応体制が一層強化された。三木町は引き続き、防災体制の充実と住民一人ひとりの防災意識の醸成に取り組み、安全・安心な地域づくりを推進していく。
「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業は、災害発生時の緊急対応・避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇などの機材配備に加え、重機オペレーターなどの人材育成にかかる費用について支援を行うとともに、周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進。本事業は2021年度から事業を開始し、これまでに39道府県84市町村への設置を決定している。
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