2022.04.15 UP 海洋センター修繕助成 熊本地震から6年。熊本市城南B&G海洋センターが再開しました

日本財団助成事業

熊本地震から6年。地震で甚大な被害を受けた熊本市城南B&G海洋センター(プール・体育館)の災害復旧修繕が完了し、4月から施設利用が再開しました。

改修を終え熊本市城南B&G海洋センター

改修を終え熊本市城南B&G海洋センター

今回の災害復旧修繕では、被災したプール上屋鉄骨の再建、体育館の耐震改修と照明LED化などを実施。改修費約8,300万円のうち5,580万円をB&G財団が助成しました。

市民の健康・地域コミュニティの拠点として新たなスタートを切りました。

5月1日(日)のプール開きにあわせて、市長はじめ関係者出席の下、「リニューアルオープン式典」が行われる予定となっています。

これまで実施した熊本地震復興支援事業

熊本地震から1年「B&Gネットワークによる相互応援」協定の絆

 2016年4月14日以降に相次いで発生した熊本県を震源とする大地震において、熊本市や南阿蘇村、益城町などの地域が大きな被害を受けました。特に被害の大きかった熊本市や南阿蘇村には、「B&G海洋センター」「B&G海洋クラブ」の所在地が含まれています。

 B&G財団は震災直後から、被災した海洋センターへの物資の運搬をはじめ、保育園での運動教室や施設の復旧修繕助成、全国の「B&Gネットワーク」による募金活動など、被災地の復旧・復興を支援する活動に取り組んでいます。

「現場で見た熊本地震」
B&G財団 総務部総務課 中島博臣

 熊本地震が発生してから3ヶ月が経過しようしている7月8日、私は日本財団災害復興支援センター熊本本部で1ヶ月間の派遣勤務をするため、熊本市へと向かっていた。当時は、開催間近のリオデジャネイロオリンピックなど、新たな話題が取り上げられる一方で、熊本地震が・・・

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支援金を活用した事業

①幼児を対象とした運動教室「がんばろう熊本!B&Gフロアリズム運動教室」

 南阿蘇村では、地震に相次いで豪雨に見舞われ、子供たちが元気に体を動かし遊ぶ機会がほとんどありませんでした。そうした中、南阿蘇村の藤岡教育長から「体を動かして子供たちのリフレッシュを図ってほしい」との要望を受け幼児を対象とした運動教室を実施しました。

②被災地でのマリンスポーツイベント「がんばろう熊本!B&Gフェスタ」

 被災自治体を活気づけるとともに、市民のリフレッシュを図ることを目的に、カヌー・SUP・バナナボートなどの海レク体験イベントを実施しました。

③B&G指導員によるボランティア活動「がんばろう熊本!B&G指導員ボランティア派遣」

 全国のB&G指導員が「横の連携」を発揮して、がれき撤去作業や支援物資の移送などのボランティア活動を行いました。

「全国の仲間とともに汗をかき実践した支援活動」
B&G全国指導者会 副会長 金久博(徳島県阿南市B&G海洋センター)

 10月17日(月)に2回目となる「がんばろう熊本!B&G指導員 ボランティア派遣事業」で、南阿蘇村への支援活動に参加しました。集合は、前日の10月16日(日)の新大阪駅。今回は、大阪、兵庫、奈良、和歌山の近畿圏に加え、・・・

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2017年夏休み「がんばろう熊本!帆船やマリンスポーツなど海洋体験で復興支援」

震災から2回目の夏休み。住宅再建や生活再建など復興途上の中、子供たちの貴重な夏休みの一イベントとして、熊本市・宇城市・南阿蘇村の小中学生とその保護者を対象に、帆船やマリンスポーツなど海洋体験を通じた復興支援事業を実施します。

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関連ページ

2022年度

2021年度

これまで開催された「リニューアル式典」

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