2022.04.14 UP 海洋センター修繕助成 千葉県香取市で助成決定書授与式・協定書調印式を開催
4月12日(火)、千葉県香取市役所で2022年度「地域海洋センター修繕助成」の決定書授与式が行われました。
香取市山田B&G海洋センター(艇庫)の建替え工事の実施にあたり、改修費用の一部をB&G財団が助成するもので、授与式ではB&G財団理事長の菅原悟志から香取市の宇井成一 市長に3,480万円を上限とする助成決定通知書が手渡されました。
B&G財団は、各地のB&G海洋センターを対象に施設修繕や機能向上に必要な経費の助成を行っており、2022年度は24道府県41市町の42施設に対し、総額8億3,790万円の修繕助成金交付を決定。助成金額が概ね1,000万円を超える34自治体について決定書授与式を行います。
今回の修繕は、建設後35年を経過し老朽化した艇庫の建替えにあわせて、展望デッキや屋外シャワーなども整備。完成後は橘ふれあい公園および体験学習施設など、周辺施設との一体的利用を促進し、「次世代型艇庫」として幅広い世代を対象にさまざまな事業を展開していきます。
当日は、完成後の事業推進、連携体制の構築を趣旨とした「次世代型海洋センター艇庫を活用した地域の魅力創生事業」の協定書調印式も併せて執り行われました。
宇井市長は「現在、市内唯一の総合公園として橘ふれあい公園を整備しており、今年度中に完了する予定である。グランドオープン後は、四季折々の自然と融合した魅力ある各種事業を幅広い世代を対象に展開していく。地域の発展のため、第三の居場所、防災拠点、郷土の偉人などの事業の活用も考えているので、その際にはお力添えをお願いしたい」と挨拶されました。
理事長の菅原は「海洋センターの発展だけではなく、地域が抱える課題を解決するような事業を進めている。今後も課題解決のためのプログラムをつくっていくので、ぜひ必要であれば手を挙げていただきたい」と挨拶しました。
海洋センターの建替えを行い、総合公園や周辺施設との一体的利用を促進し、幅広い世代を対象とした各種事業を展開することで、さらなる利用者の拡大を図り、地域活性化に向けた取り組みを進めていきます。
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