2025.07.04 UP 海洋センター修繕助成 府中駅前に海洋センタープールを移設!SPINGLEウェルネスセンターとして新たオープン(広島県府中市)
「海洋センター修繕助成制度」事業 を活用し施設の改修を終えた府中市B&G海洋センター(SPINGLEウェルネスセンターgym&swimming)にて、リニューアル式典及び記念イベントが行われた。
1.式典情報
実施日 | 2025年6月28日(土)10:00~ |
場所 | SPINGLEウェルネスセンターgym&swimming |
出席者 |
<府中市> |
式次第 |
<式典> 一、開式 一、式辞 一、祝辞 一、来賓紹介 一、感謝状贈呈 一、テープカット 一、閉式 |
小野市長は、48年にわたり市民に親しまれた、旧海洋センター施設のレガシーを継承しつつ、府中に住む人・働く人のためのスポーツフェスセンターとして、未来を担う子どもたち、そしてすべての世代の方々の健康と交流の場として、末永く愛されることを願っていると語った。
なお、式典実施後は金藤理恵氏によるトークショー及び水泳教室、施設体験会などが実施された。多くの地域住民が施設を訪れ終日にぎわいを見せていた。
市長あいさつ
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テープカットの様子
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府中シティオーケストラが式典に華を添えた
2.修繕内容および府中市B&G海洋センターについて
対象施設 | プール |
助成金額 | <工事金額>954,000,000円 <助成金額> 50,000,000円 |
修繕内容 |
プールの建替え及び移設 |
旧府中市B&G海洋センターは、経年劣化による建物の老朽化が著しかったため、より人が多く集まり利便性の高い府中駅前へ場所を移して開館する運びとなった。あらたに誕生した「SPINGLEウェルネスセンターgym&swimming」は、ネーミングライツ制度が活用され地元企業の名前が採用されている。
本施設は、「府中市に住む人、府中で働く人のためのスポーツ・ウェルネスセンター」をコンセプトとして、地元住民の健康増進を図るための多様な機能を備えている。
温水プールのほかに、トレーニングジムやスタジオがあり、更衣室機能も利用者のニーズに合わせて設計されている。建設にあたっては、プロポーザル方式で事業者を選定。事業開始前から府中市民を巻き込んだワークショップなども実施され、400件を超える地元住民の意見や声が寄せられたという。
また、地元企業はもちろん広島工業大学とも連携しており、館内家具は大学ゼミの協力のもと、地元の木材を使ったユニバーサルなイスなどが並んでいた。
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施設外観
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屋内プール(25m)
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トレーニングジム①
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トレーニングジム②
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ストレッチブース
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スタジオ
長年親しまれてきた海洋センタープールが、新たな姿で府中駅前に移設され、地域の健康と交流の拠点へと進化した。「SPINGLEウェルネスセンター」は、駅前という利便性に加え、温水プールや最新のジムなど多彩な機能を備え、世代を超えて愛される府中市のシンボルとして、今後さらなる利用が期待される。
各地のB&G海洋センターを対象に施設修繕や機能向上に必要な経費の助成を行っており、2023年度は27道府県44市町の44施設に対し、総額8億5,420万円の修繕助成金交付を決定した。
関連ページ
2023年度
2022年度
2021年度
これまで開催された「リニューアル式典」
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