2023.07.14 UP 海洋センター修繕助成 茨城県石岡市で助成決定書授与式を開催

日本財団助成事業

茨城県石岡市役所本庁舎2階応接室において2023年度「地域海洋センター修繕助成」の決定書授与式を7月3日(月)に行いました。
 「地域海洋センター修繕助成」は、海洋センターを運営する地元自治体の申請に基づき、経年劣化への対応や機能向上など、施設の修繕費用を助成するものです。今回の修繕助成では、石岡市B&G海洋センター(体育館)のバリアフリー化等の工事の一部を当財団が助成するとともに、プール施設にエアコンを完備した救護室を設ける「熱中症対策事業」も実施し、地域住民の方々に安心して利用いただける施設へリニューアルいたします。当日は、はB&G財団常務理事の朝日田智昭から石岡市の谷島洋司市長に、1000万円を上限とする助成決定通知書とプールの救護室配備費用130万円の救護室配備目録を手渡しました。

石岡市 谷島市長(右)、B&G財団 朝日田常務理事(左)

B&G財団は、各地のB&G海洋センターを対象に施設修繕や機能向上に必要な経費の助成を行っており、2023年度は27道府県44市町の44施設に対し、総額8億5,420万円の修繕助成金交付を決定。助成金額が概ね1,000万円を超える38自治体について決定書授与式を行います。

「熱中症対策事業」は、温暖化の影響により、夏場のプール室内が高温になることに配慮し、プールに救護ベッド・ベンチやエアコンなどを備えた救護室を設置し、利用者の安全を確保するため、2023年度から新たに実施。本年度は全国30ヵ所の設置を決定しました。

助成決定通知書を受け取った谷島市長は「海洋センターは、スポーツをはじめ、同好会やサークル活動の場などとして、年間3万5千人の方に利用されています。今回の工事で、スロープの設置など、バリアフリーに配慮した施設へ生まれ変わり、地域活性化の拠点として、快適性と安全性が高まるとともに、より地域に愛される拠点となると確信しております。」と述べられました。

海洋センターの安全性と快適性を高め、地域住民の健康・コミュニティづくりの拠点として、利用者の拡大を図ります。

関連ページ

2022年度

2021年度

これまで開催された「リニューアル式典」

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。