2022.07.25 UP 海洋センター修繕助成 五輪メダリストを招き秋田県由利本荘市でリニューアル式典を開催
7月16日
秋田県由利本荘市由利B&G海洋センターで、オリンピック2大会に出場し銀・銅2つのメダルを獲得した競泳中村真衣さんを招き、プール施設のリニューアル式典が開かれました。式典に併せ、中村さんによる「講演会」と「泳ぎ初め」、地元小学生を対象とした「水泳教室」も行われました。
式典には、由利本荘市 湊貴信市長、秋山正毅教育長、施設指定管理者㈱サンアメニティ 吉澤幸夫代表取締役、吉澤幸介取締役社長、由利小学校 小番雅和校長、由利中学校
今村聡 校長、B&G財団常務理事
古山透ほか関係者・ご来賓約40人が出席、中村氏の講演会には由利小学校児童、由利中学校生徒、地域住民など約60人が参加、水泳教室には由利小学校5・6年生20人が参加する賑やかな式となりました。
B&G財団は、各地のB&G海洋センターを対象に施設修繕や機能向上に必要な経費の助成を行っており、2021年度は24道府県43市町の44施設に対し、総額7億620万円の修繕助成金交付を決定しました。
今回の修繕では、上屋鉄骨塗装、缶体塗装、プールサイド改修、照明配管改修など快適性を高める工事を実施。総改修費約2,478万円のうち1,750万円をB&G財団が助成しました。
湊市長は「由利本荘市は、令和2年度の大内海洋センターの改修に続き、昨年度は由利海洋センターの改修と、2年連続でB&G財団の修繕助成をいただきました。本日めでたくオープンを迎え、五輪メダリストのB&G財団理事中村真衣様による講演会と泳ぎ初め、水泳教室を行っていただきます。新しいプールでこの貴重な体験を楽しんでください。また、由利海洋センタープールは、由利中学校の授業にも利用されています。今後は水泳だけでなく、配備いただいたライフジャケットを活用し、水辺の安全教室やカヌー・SUP体験の授業も実施します。リニューアルしたプールが、健康づくりや交流の場として市民により一層親しまれるように努めます。」旨お話しくださいました。
また、利用者を代表して由利中学校2年生三浦姫菜さんは「私たち由利中生は、夏にはプール、冬にはトレーニングルームを体育授業で利用しています。昨年、新型コロナウイルス感染が拡大する厳しい状況でも、由利海洋センターは、体育授業だけでなくボランティア活動の場にもなり、SDGsなど注目すべき問題に触れる機会を提供してくれました。今年度の“総合の学習”は、“自己の目標達成に向けて課題を見つけ、個人の計画で学習を進める”ことになりました。私は、昨年由利海洋センターで参加したボランティア活動をヒントに“総合の学習”に取り組んでいます。このように由利海洋センターは体育だけでなく、様々な面で私たちの学びの場となっています。私たちの由利地域は、素晴らしい施設に恵まれて、優しい方々に見守られていることへの感謝を忘れずに、ルールを守り、安全な活動を心掛けます。今年度も由利中生徒110名の学習支援をお願いします。」旨お話しくださいました。
五輪メダルリスト中村真衣さんの講演会は、「栄光までの足跡」をテーマに、生い立ちからオリンピックで活躍するまでの経緯をお話しくださいました。プールに移っては、1レーンずつ中村さんによる「泳ぎ初め」が行われ、続いて由利小学校5・6年生20人を対象に水泳教室を開催、中村さんは「水泳が好きになる指導」を行い、参加者は水泳を楽しんでいました。
今回のリニューアル工事により、地域の皆さんに快適・安全に海洋センターをご利用いただけるようになりました。
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