2023.08.03 UP 海洋センター修繕助成 栃木県さくら市でプールリニューアル式典・救護室配備式を開催

プールのリニューアルに合わせ、バルセロナ五輪競泳金メダリストの岩崎恭子さんの水泳教室開催


日本財団助成事業

栃木県さくら市喜連川B&G海洋センタープールのリニューアル式典及び救護室配備式が7月29日に開催され、さくら市 花塚 隆志市長、小竹欣男副市長、橋本啓二教育長、福田 克之市議会議長、B&G財団常務理事 朝日田 智昭をはじめ地元の市議会、学校・教育関係者など約30人が出席しました。また、特別ゲストとしてバルセロナオリンピック競泳金メダリストの岩崎恭子さんが招かれ、テープカット、水泳教室を行い、大いに会場を盛り上げました。

テープカット:花塚市長(左から3番目)、岩崎恭子氏(右から2番目)、朝日田常務理事(右から3番目)

テープカット:花塚市長(左から3番目)、岩崎恭子氏(右から2番目)、朝日田常務理事(右から3番目)

今回の修繕は、老朽化した上屋シート(耐候性テント屋根)の全面張替をはじめ、上屋鉄骨の塗装工事などを実施。工事費約4,177万円のうち2,060万円をB&G財団が助成しました。

救護室配備目録贈呈

救護室配備目録贈呈

  • リニューアルされたプール

    リニューアルされたプール

  • 配備された救護室

    配備された救護室


花塚市長は「今回の改修工事により、機能性と安全性が強化され、利用者の増加に対応するため、万全の備えとなるエアコンを完備した救護室をプールサイドに設置することができました。これを機に、子どもから高齢者までの健康づくりの拠点にしていきたいと思います。」と述べられました。

朝日田常務は「夏の猛暑の熱中症対策は、喫緊の課題であり全国30か所に救護室を配備しています。今回の修繕で快適性と利便性が向上したのではないか思いますので、この施設が末永く利用されることを願っています。」と挨拶しました。

式典後は岩崎恭子さんによる水泳教室が開催され、市内の小学生約30人が参加しました。万が一の時に役に立つ着衣泳の重要性や、背浮きの指導から始まり、基本泳法のポイントなど、子どもたちそれぞれのレベルに合わせて進めていきました。参加した児童らは真剣な眼差しで、岩崎さんの話に耳を傾けていました。

  • 背浮きの説明

    背浮きの説明

  • 一人ひとり丁寧に指導

    一人ひとり丁寧に指導


B&G財団は、各地のB&G海洋センターを対象に施設修繕や機能向上に必要な経費の助成を行っており、2022年度は24道府県41市町の42施設に対し、総額8億3790万円の修繕助成金交付を決定しました。

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