2023.06.08 UP 海洋センター修繕助成 北海道大樹町でリニューアル式典を開催
大樹町B&G海洋センタープールのリニューアル式典が5月27日に開催され、大樹町 黒川 豊町長、沼田拓巳教育長、齊藤 徹町議会議長、B&G財団常務理事 古山 透、シドニーオリンピック競泳 銀メダリストの中村真衣さんをはじめ、水泳少年団の子どもたち、関係者など約50人が出席しました。
B&G財団は、各地のB&G海洋センターを対象に施設修繕や機能向上に必要な経費の助成を行っており、2022年度は24道府県41市町の42施設に対し、総額8億3790万円の修繕助成金交付を決定しました。
今回の修繕は、建設後40年を経過し、老朽化が進行するプールの建て替えを実施。大樹小学校の隣地への移設工事を行いました。新プールは鉄骨造平屋建805㎡、25mプール(水中ウォーキング対応レーン)、幼児・低学年プール、観覧コーナー、採暖室、多目的トイレ、監視カメラ、地震発生時の逆流防止装置などを完備。工事費約5億1000万円のうち1億円をB&G財団が助成しました。
黒川町長は、「他町村へのプールの視察、小中学校、水泳少年団など関係者への聞き取り、町議会の意見を踏まえ、より安全・安心に配慮した施設に生まれ変わった」と話し、「新プールの完成を契機に町総合計画の基本目標である『夢を育み学びの意欲を高めるまちづくり』を体現していきたい」と述べられました。
式典後には、シドニーオリンピック競泳 銀メダリストの中村真衣さんによる「泳ぎ初め」が行われ、参加者に模範泳法を披露するとともに、水泳少年団の子どもたちに泳ぎ方の基本を指導。子どもたちは中村さんのアドバイスに熱心に耳を傾けていました。
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