「未来からミライへ 高宮常太郎 徳良湖築堤ものがたり」完成(山形県尾花沢市)
2023.06.20 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
 2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体の計100自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。この度、第2期山形県尾花沢市の“マンガふるさとの偉人「未来からミライへ 高宮常太郎 徳良湖築堤ものがたり」”が、尾花沢市出身の脚本家・作家あべ美佳さん(NHK「いいね!光源氏くん」ほか)の原作、東北芸術工科大学(山形市)卒のマンガ家瀧宏一さん(少年マガジン第107回新人漫画賞特別奨励賞受賞)、同大学漫画研究同好会により完成しました。
 高宮常太郎(たかみや つねたろう)さんは、明治19年山形県尾花沢村(現尾花沢市)に生まれ、大正8年から農業用水確保のために人造湖「徳良湖」の築堤を始め、大正10年その完成により周囲の荒地は水田や畑に開拓されました。また延べ7万人が築堤工事に従事し、その作業歌から全国的に有名な「花笠音頭、花笠踊り」が生まれました。その後も高宮さんは、尾花沢鉄道の開業、尾花沢貨物自動車㈱の設立、旧尾花沢町長、山形県議会議員などで地域の発展に貢献した「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、市内小学校で郷土学習の授業に活用されるほか、一般を対象に市民図書館での企画展の開催など様々な活用が計画されています。

「未来からミライへ 高宮常太郎 徳良湖築堤ものがたり」完成(山形県尾花沢市)

「未来からミライへ 高宮常太郎 徳良湖築堤ものがたり」完成(山形県尾花沢市)

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