B&G財団は、2021年度から海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。2021年度から第1期30自治体、2022年度から第2期30自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
この度、長野県生坂村でマンガふるさとの偉人「日本の近代化を進めた法学者
加藤正治物語」が、長野県在住のライター安斎高志さんとイラストレーター渋沢恵美さんの共作で完成しました。
加藤正治は、1871年(明治4年)長野県生坂村に生まれ、松本中学→第一高等学校→東京帝国大学法科と進み、1899年ドイツ・フランスに留学。翌1900年東京帝大法科助教授就任、1903年欧州から帰国すると教授昇任、翌1904年には中央大学講師も務め、東京帝大退官後は中央大学初代総長に就任した法学者です。加藤正治は、大学で教えるだけでなく破産法や民事訴訟法など重要な法律の立法に携わった「ふるさとの偉人」です。
完成したマンガは、村内中学校で郷土学習の授業に活用されるほか、様々な形で多くの方にご覧いただく計画です。
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