マンガふるさとの偉人
4月29日第2期の福岡県みやこ町で、“マンガふるさとの偉人「吉田兄弟物語」”完成を記念した特別企画展が、みやこ町歴史民俗博物館で始まりました。(会期:6月25日まで)
開会式典には、みやこ町 内田直志町長、桝口広二教育長をはじめとする町関係者、B&G財団
常務理事朝日田智昭、地域住民など50名以上が参列し吉田兄弟への関心の高まりを実感するものとなりました。
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記念展示
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「吉田兄弟」にまつわるスライド上映
豊前国上田村(現:福岡県みやこ町)に生まれた吉田兄弟は、兄の健作は内務省官僚として「日本近代製麻業による殖産興業」、弟の増蔵は漢学者・宮内省官僚として「元号“昭和”の創案者」という功績を残しました。吉田兄弟の功績を歴史民俗博物館学芸員井上信隆さんがストーリーを書き、絵の得意な職員持永しのぶさんがマンガを描くという“町職員コンビ”により、作品が完成しました。
式典では、内田町長から「地域の先人の功績をマンガで学び、子どもたちに志を持ってもらいたい」とご挨拶をいただき、続いてB&G財団朝日田常務と、マンガを執筆した井上さん・持永さんに感謝状が贈られました。
みやこ町 内田町長(左)、B&G財団 朝日田常務理事(右)
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マンガの作画を担当した持永氏
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年号をもって記念撮影
式典に続いて、ストーリーを担当した井上さんの案内で、特別企画展の展示物を解説いただき、参加者は吉田兄弟の功績を辿り、ふるさとの偉人を身近に感じた様子でした。
井上さんは、「マンガで表現することで、臨場感が増し、よりわかり易く伝えることができるようになった。マンガを読んで吉田兄弟の功績を再認識してほしい。」と参加者に話されていました。
作品のストーリー制作を担当した井上氏によるギャラリートーク
教科書では学べない “郷土ゆかりの偉人” に関するマンガを制作し、地元の小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方や生活を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目的に「偉人マンガの製作と活用事業」を実施。2021年度から2023年度までに全国100自治体で実施しています
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