「ふるさとを愛した日本画家 中原芳煙」完成(島根県美郷町)
2022.08.30 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、2021年度から海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。2021年度から第1期30自治体、2022年度から第2期30自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
 この度、島根県美郷町でマンガふるさとの偉人「ふるさとを愛した日本画家 中原芳煙」が、鳥取県出身在住で山陰地域で活躍するマンガ家 小村博明さん(代表作:天の蛍)により完成しました。
 中原芳煙は、1875年島根県都賀行村(現:美郷町)に生まれ、幼少期から身近な動植物の絵を描きながら育ち、東京美術学校(現:東京藝術大学)に進みました。同校日本画科を首席で卒業した後、宮内省で正倉院の御物整理を担当したり、審美書院で古今諸派の技法を習得したりすることで画技を磨き、特に「鹿の絵」など動植物の画が高く評価されている「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、市内小学校で郷土学習の授業に活用されるほか、市内の三図書館などでも多くの方にご覧いただく計画です。

「ふるさとを愛した日本画家 中原芳煙」完成(島根県美郷町)

「ふるさとを愛した日本画家 中原芳煙」完成(島根県美郷町)

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