B&G財団は、海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体の計100自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
この度、第2期の岐阜県恵那市の“マンガふるさとの偉人「山本芳翠」”が、恵那市出身のマンガ家松原裕美さん(代表作:池上彰のまんがでわかる現代史シリーズ)により完成しました。
山本芳翠(やまもと ほうすい)は、嘉永3年(1850年)美濃国恵那郡明智村(現:岐阜県恵那市)の農家に生まれ、慶応元年(1865年)15歳で画家を目指し京都に出て南宋画を学びます。明治元年(1868年)横浜で見た洋風画に衝撃を受け横浜画の五姓田芳柳の弟子となった後、工部美術学校で本格的な油彩を学び、明治11年(1878年)渡仏しパリ美術学校入学、パリ画壇で活動しました。明治20年(1887年)帰国し日本洋画界の先駆者として活躍した「ふるさとの偉人」です。
完成したマンガは、町内小・中学校で郷土学習の授業に活用されるほか、市立図書館や資料館などで多くの方にご覧いただく計画です。
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