「支倉常長」完成(宮城県川崎町)
2023.05.08 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
 2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体の計100自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
 この度、第2期 宮城県川崎町の“マンガふるさとの偉人「支倉常長」”が、宮城県出身在住のマンガ家「Haruka.」さんと北杜学園仙台デザイン専門学校の協力により完成しました。
 支倉常長(はせくら つねなが)は、幕末の元亀元年(1570年)出羽国立石村(現:山形県米沢市)の伊達家家臣支倉家に生まれ、8歳頃 陸奥国支倉村(現:宮城県川崎町)の支倉本家の養子となり、伊達政宗のそば近くに仕えました。慶長18年(1613年)メキシコとの貿易を企図する政宗の命を受け、44歳の常長は仙台藩が建造した西洋式帆船サン・ファン・バウティスタ号に乗り太平洋を渡りメキシコ、さらに大西洋を渡りスペインに行き、スペイン国王やローマ法王に謁見して貿易協定の締結を目指した「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、町内小学校で郷土学習の授業に活用されるほか、一般を対象とした歴史フォーラムの開催、公民館図書室での展示コーナー設置などで多くの方にご覧いただく計画です。

「支倉常長」完成(宮城県川崎町)

「支倉常長」完成(宮城県川崎町)

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