「北の大地を拓いた花巻の先人 佐藤昌介物語」完成(岩手県花巻市)
2023.04.25 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体の計100自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
 この度、第2期の岩手県花巻市の“マンガふるさとの偉人「北の大地を拓いた花巻の先人 佐藤昌介物語」”が、岩手県出身在住のマンガ家そのだつくしさん(代表作:イワさんとニッポちゃん 岩手日報連載中)により完成しました。
 佐藤昌介(さとう しょうすけ)は、幕末の安政3年(1856年)陸奥国盛岡藩花巻村(現:岩手県花巻市)の武家に生まれ、幼い頃から藩校で学び、その才を知られました。明治4年(1871年)14歳で上京し、大学南校・英語塾修文館・東京外国語学校などで学び、明治9年(1876年)新設された「札幌農学校」の一期生としてウィリアム・スミス・クラーク博士の教育・徳育を受け、アメリカ留学後日本初の農学博士となり、札幌農学校を北海道帝国大学へと昇格させ、初代総長となった「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、町内小・中学校で郷土学習の授業に活用されるほか、市立図書館などで多くの方にご覧いただく計画です。

「北の大地を拓いた花巻の先人 佐藤昌介物語」完成(岩手県花巻市)

「北の大地を拓いた花巻の先人 佐藤昌介物語」完成(岩手県花巻市)

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