「鈴木文台」完成(新潟県燕市)
2023.05.11 UP

日本財団助成事業

B&G財団は海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
 2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体の計100自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。この度、第2期新潟県燕市の“マンガふるさとの偉人「鈴木文台」”が、新潟県在住のマンガ家児玉直樹さんにより完成しました。
 鈴木文台(すずき ぶんたい)は、江戸時代後期1796年越後国粟生津村(現:新潟県燕市)の医者鈴木家の次男に生まれ幼い頃から学問を好み、書家・歌人としても知られる名僧良寛の知己を得ました。文台は、様々な学者の講義を聴き江戸にも遊学しますが、師事せずに多くの書物を読み自身で研究する「無師独学」を進め、1833年38歳で粟生津村に私塾「長善館」を開き、多くの人材を育てた「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、市内小学校で郷土学習の授業に活用されるほか、小中学校の全学級や図書室への配備、市立図書館への配備と電子図書としての公開が行われ多くの方にご覧いただく計画です。

「鈴木文台」完成(新潟県燕市)

「鈴木文台」完成(新潟県燕市)

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