「とんとんからり~片岡信子物語~」完成(高知県津野町)
2023.04.13 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
 2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
 この度、第1期の高知県津野町で、マンガふるさとの偉人「とんとんからり~片岡信子物語~」が、高知県出身在住でマンガ家・イラストレーターとして活躍する正木秀尚さんにより完成しました。
 片岡信子(かたおか のぶこ)は、幕末の天保2年(1831年)土佐国佐川郷(現:高知県高岡郡佐川町)の山口家に生まれ、1853年に土佐国半山郷(現:高知県高岡郡津野町)の郷士片岡孫五郎(かたおか まごごろう)と結婚、維新の志士として国事に奔走する夫を助け、慶応3年(1867年)大政奉還を目前に夫が病死した後も、貧しい生活の中で直輝(なおてる、大阪ガス初代社長、南海電鉄社長、阪神電鉄社長)、直温(なおはる、日本生命社長、大蔵大臣)兄弟を育て、兄弟が出世した後も慎ましく謙虚に暮らしたその人柄は多くの人から慕われ賢婦として知られる「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、町内小・中学校で郷土学習の授業に活用されるほか、町内の片岡直輝・直温生家での企画展など様々な形で多くの方にご覧いただく計画です。

「とんとんからり~片岡信子物語~」完成(高知県津野町)

「とんとんからり~片岡信子物語~」完成(高知県津野町)

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