B&G財団は、2021年度から海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。今年度、全国30自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
この度、岡山県笠岡市でマンガふるさとの偉人「茅原基治」が市内在住のマンガ家 南一平さん(代表作「影の戦闘隊」)により完成しました。
茅原基治(カヤハラ モトジ)氏は、1885年笠岡市(旧甲弩村)に生まれ、長じて商船船長となり、1920年ロシア革命の内戦で命の危険にさらされたロシアの子どもたち約800人を陽明丸で救出。ウラジオストック→室蘭→サンフランシスコ→パナマ運河→ニューヨーク→フランスブレスト→ヘルシンキ→フィンランドコイビストと3ヵ月地球半周の航海の末、ペトログラード(現サンクトペテルブルク)帰郷を叶えた「ふるさとの偉人」です。
完成したマンガは、町内の小中学生に配付し授業で活用されるほか、図書室への配本などで多くの方にご覧いただく計画です。
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