マンガふるさとの偉人

2022.10.21 UP マンガふるさとの偉人「古賀稔彦物語」が完成 母校で贈呈式(佐賀県みやき町)

日本財団助成事業

9月27日佐賀県みやき町で、マンガふるさとの偉人「古賀稔彦物語」が完成し、古賀稔彦さんの母校みやき町立北茂安小学校の児童約580人に、古賀さんの母愛子さんも臨席する中、岡毅町長からマンガの贈呈式が行われました。
 古賀稔彦さんは、みやき町出身で1992年バルセロナ五輪 金メダル獲得など「平成の三四郎」と称される強さと人気を誇り、現役引退後は後進の指導に尽力した柔道家です。

左から古賀愛子さん、 浅川緒美さん、岡毅町長

左から古賀愛子さん、 浅川緒美さん、岡毅町長

岡町長は、「スポーツだけでなく“頑張る力”とは何だろう?それは”思いやる力”です。柔道には勝ち負けがある。勝つことで“もっと強くなりたい”と思うし、負けてしまっても“自分の心が強く”なって“人にも優しく”なれる。このマンガを読んでそんなことを感じ取ってくれたら嬉しい」と挨拶し、児童代表の4年生浅川緒美さんにマンガを手渡しました。
 マンガを受け取った浅川さんは「マンガを読んで強く・優しい古賀さんのことを知りたい」と話してくれました。母愛子さんは「マンガから息子のあきらめない心を感じて欲しい。マンガは霊前に供えています」と話してくれました。

マンガ贈呈式の後は、校長先生によるマンガの内容紹介授業が行われました。 「千栗八幡宮の階段」や「歩道橋」など地元の見慣れた景色が登場する度に、児童たちは「知ってる!そこの歩道橋だ!」などと声を上げて、親しみを感じている様子でした。

校長先生によるマンガの内容紹介授業

みやき町では、町内の全小中学生約2,000人にマンガを配付し、図書館や町役場などの公共施設にも備える計画です。ふるさとの偉人 古賀稔彦さんの功績が末永く遺るように、このマンガを多くの方に読んでいただき、自身の生き方を考えるきっかけになれば幸いです。

熱心に作品を読む子供たち

B&G財団財団は、2021年度から海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
 2021年度30自治体、2022年度30自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。

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