「豊田太蔵」完成(鳥取県北栄町)
2022.06.15 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、2021年度から海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。2021年度から第1期30自治体、2022年度から第2期30自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。

この度、鳥取県北栄町でマンガふるさとの偉人「豊田太蔵」が、鳥取県出身の松本薫さんの小説「ばんとう」を原作に、豊田太蔵が設立した私塾「育英黌」の流れをくむ県立鳥取中央育英高校美術部の生徒が鳥取県出身のマンガ家寺西竜也さんの指導を受けながら完成させました。

豊田太蔵は、1856年鳥取藩由良宿(現鳥取県北栄町)に生まれ、明治5年「学制発布」に伴い、翌1873年に開校にした小学校の補助教員となりました。その後、由良村議会議員・由良村長・県会議員などを務めながら、私財を投じて私塾「育英黌」を開き、幾多の困難をり越えて大正3年(1914年)文部大臣の認可を受けて「私立由良育英中学校」を設立して郷土の若者の教育に一生を捧げた「ふるさとの偉人」です。

完成したマンガは、市内小学校で郷土学習の授業に活用されるほか、様々な形で多くの方にご覧いただく計画です。

「豊田太蔵」完成(鳥取県北栄町)

「豊田太蔵」完成(鳥取県北栄町)

2024年度

2023年度

2022年度

2021年度

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。