「陸 羯南(くが かつなん)」完成(青森県弘前市)
2023.04.14 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。
 2021年度第1期30自治体、2022年度第2期30自治体、2023年度第3期40自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。
 この度、第2期の青森県弘前市の“マンガふるさとの偉人「陸 羯南」”が、青森県出身在住のマンガ家、仁山渓太郎さん(代表作:津軽先輩の青森めじゃ飯 チャンピオンクロス連載中)により完成しました。
 陸 羯南(くが かつなん)は、幕末の安政4年(1857年)陸奥国弘前在府町(現:青森県弘前市在府町)の弘前藩士中田家に生まれ、私塾思斉堂、弘前藩校の流れを汲む東奥義塾、官立宮城師範学校、司法省法学校に学び、青森新聞社や太政官文書局・内閣官報局編集課長などを経て、明治22年(1889年)大日本帝国憲法発布の日、新聞「日本」を創刊、硬骨のジャーナリストとして日本の言論界に大きな足跡を残しました。また、結核に苦しむ晩年の正岡子規を支えるなど、その人柄も多くの人から尊敬された「ふるさとの偉人」です。
 完成したマンガは、町内小・中学校で郷土学習の授業に活用されるほか、市立図書館や郷土資料館での企画展など様々な形で多くの方にご覧いただく計画です。

「陸 羯南(くが かつなん)」完成(青森県弘前市)

「陸 羯南(くが かつなん)」完成(青森県弘前市)

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