マンガふるさとの偉人
B&G財団は、2021年度から「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、子どもたちの郷土教育・キャリア教育につなげることを目指しています。
広島県北広島町は、2021年度第1期事業30自治体に選ばれ、「マンガふるさとの偉人
靉光」を作成しました。靉光(本名石村日郎)は、1907年北広島町に生まれ、日本近代絵画の先駆者として評価されています。特に靉光の自画像が傑作と言われることから、北広島町は2007年靉光生誕百年を記念して「靉光記念
北広島町児童生徒自画像展」を始めました。
今年15回目を迎えた自画像展を記念して、10月8日北広島町まちづくりセンターなどを会場に、靉光ご息女を迎えた「表彰式」、靉光をモデルにした映画「復活」上映会などが開催されたと共に、9月17日~10月16日と10月19日~10月28日の間「マンガふるさとの偉人
靉光ができるまで展」が開催されています。
自画像展には、町内の児童生徒から1,149点の応募が寄せられ、千代田開発センターホールを会場に表彰式が開かれました。式では、靉光のご息女
岩垂紅さんから靉光大賞1点、箕野博司町長から北広島町長賞1点、池田庄策教育長から北広島町教育長賞1点、前呉市立美術館館長の寺本泰輔比治山大学名誉教授から審査員特別賞1点、湊俊文北広島町議会議長から優秀賞8点など全30点に表彰状が授与されました。
表彰に当たり箕野町長は、「自画像展は、靉光生誕100周年を記念し、自分を見つめてほしいという思いで始まった。ありのままの自分を見つめて描いた絵の真剣な眼差しから個性が伝わってくる」とお話しくださいました。
マンガふるさとの偉人「靉光」は、靉光をモデルにした映画「復活」上映会の来場者先着30名に配付されたほか、町内小中学校授業での活用、町内図書館での貸出しが行われ、誰もが親しみやすいマンガの特性を活かした郷土教育が広がりを見せています。
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