マンガふるさとの偉人「熊沢蕃山」完成(岡山県備前市)
2022.03.29 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、2021年度から海洋センター所在自治体を対象に「郷土の偉人を紹介するマンガ」を制作し、地元小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上(郷土教育)、将来の生き方を考えるきっかけ(キャリア教育)につなげることを目指しています。今年度、全国30自治体で「偉人マンガの製作と活用事業」が実施されています。

この度、岡山県備前市でマンガふるさとの偉人「熊沢蕃山」が、伝記マンガの名手 さいわい徹さん(代表作「マンガで読む偉人伝1ダライ・ラマ14世」)により完成しました。

熊沢蕃山は、1619年貧しい浪人の長男として京都に生まれ、16歳から岡山藩主池田光政に仕えました。20歳で岡山藩を退き苦しい生活の中で陽明学者中江藤樹の弟子として学問に励みました。27歳で再び岡山藩に仕え、洪水復興・凶作対策として治山治水事業、飢饉の窮民対策事業などで活躍し、39歳で備前市(旧蕃山村)に隠居した後も後の閑谷学校創立に繋がる庶民教育事業や新田開発に励んだ「ふるさとの偉人」です。

完成したマンガは、町内の小中学生に配付し授業で活用されるほか、図書室への配本などで多くの方にご覧いただく計画です。

「熊沢蕃山」

「熊沢蕃山」

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