2025.10.23 UP 舟艇器材配備式 SUPを通じた地域活性化に期待 B&G牛窓海洋クラブが始動

日本財団助成事業

新規海洋クラブ登録制度にて、「B&G牛窓海洋クラブ」が新たに誕生し、岡山県瀬戸内市で舟艇器材配備式及び記念イベントが行われた。

 B&G牛窓海洋クラブは、SUP等の販売・レンタル・体験会を行っている「B-tree」を母体とする海洋クラブ。瀬戸内市西脇海岸を拠点に、初心者向けSUP体験からジュニア競技者の育成、企業研修や教育実習、地域イベントなどを通して、地域に根ざしたマリンスポーツの普及・発展に取り組んでいる。
  今後、地域住民や観光客への体験提供の質がさらに高まり、SUPを通じた地域活性化が一層期待される。

1.式典情報

実施日 2025年10月18日(土) 10:00 ~
場所 西脇海岸(B-tree敷地内)
出席者

<瀬戸内市>
・教育長     萩原 康正 氏
・市議会議員   谷 美香 氏
<B&G牛窓海洋クラブ>
・海洋クラブ代表 下境田 証 氏
<B&G財団>
・常務理事    朝日田 智昭

式次第 一、開式
一、主催者挨拶
一、来賓挨拶
一、来賓紹介
一、目録贈呈
一、クラブ代表者挨拶
一、お礼の言葉
一、閉式
一、記念撮影
配備器材 ・SUP 5艇
・パドル 5本
・リーシュコード 5本
・ライフジャケット 7着

B&G財団常務理事の朝日田は、「今回の舟艇器材の配備を契機に、活動をさらに推進し、体験の機会を広げてほしい」と述べ、総額100万円分の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の下境田氏に手渡した。

2.式典の様子

萩原教育長は、SUPなどの海洋体験を通して、「子どもたちが協調性や粘り強さを養い、心身ともに健やかに成長することを願っている」と述べた。

海洋クラブ代表の下境田氏は、今後はSUPの普及や競技人口の拡大に加え、「自然や環境、観光、地域活性化に貢献する幅広い活動を展開していきたい」と抱負を語った。

海洋クラブ員を代表して市原氏は、SUP活動を通して、「子どもから大人まで幅広い世代が安全に楽しく水辺で遊ぶための知識と技術を伝えていきたい」と語った。

3.水辺の安全教室とSUP体験会&練習会を開催

実施日 2025年10月18日(土) 10:30~
場所 西脇海岸
参加者 一般、SUPスクール生(小学生)、地元関係者
参加人数 約15人
実施内容 ・水辺の安全教室
・SUP体験会
・SUP練習会

式典終了後には、B&G財団職員による「水辺の安全教室」が行われ、子どもたちはセルフレスキューを題材にしたクイズ形式の紙芝居に、楽しみながら答えていた。
  その後、配備器材のSUPを活用した一般向けの体験会と、SUPスクール生による練習会が行われ、参加者は秋晴れの空の下、笑顔を交わしながら思い思いにSUPを満喫した。

  • 水辺の安全教室

    水辺の安全教室

  • SUP体験会

    SUP体験会

  • 秋空の下、SUPを楽しむ参加者たち

    秋空の下、SUPを楽しむ参加者たち

B&G牛窓海洋クラブは、今回の配備をきっかけに、地域に根ざしたマリンスポーツの拠点として、子どもから大人までが安全に水辺を楽しめる環境づくりを進めていく。 今後も地域との連携を深めながら、海洋教育や観光振興など幅広い活動の展開が期待される。

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材を配備。全国290ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動している。

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