2023.05.08 UP 舟艇器材配備式 「B&Gマリンパークたるみず海洋クラブ」舟艇配備式を実施(鹿児島県垂水市)

日本財団助成事業

4月22日、鹿児島県垂水市のマリンパークたるみずで「B&Gマリンパークたるみず海洋クラブ」の舟艇器材配備式を実施。垂水市 尾脇雅弥市長をはじめ、海洋クラブ運営代表 田屋敷 幸太氏、海洋クラブ関係者など、約20人が出席しました。また式典後には、マリンスポーツ体験会が行われ、参加した子どもたちは真新しいSUPやカヤックで春の錦江湾を満喫しました。

集合写真

B&Gマリンパークたるみず海洋クラブは、垂水市の海浜資源を生かしたマリンアクティビティの拠点として、教育旅行など各種イベントを開催し、年間約4,000人が訪れる鹿児島県内最大級のマリン施設。今後は配備機材を活用し、福祉施設対象のマリンスポーツ体験、海岸清掃や環境学習にも力を入れ、多くの人が海に深く長く関わることができるよう、環境整備と自然体験活動の拡充を図っていきます。

クラブ代表を務める尾脇市長は挨拶で「豊富な海洋資源を活かし、青少年の健全育成や中高齢者の健康増進等、観光客だけでなく地元住民と一緒になって多くの人が海で楽しめる憩いの場の創出に努めている。配備器材を活用して垂水市の海の魅力を発信していきたい。」と述べられました。
 B&G財団理事長の菅原は、マリンパークたるみず海洋クラブの仲間入りの喜びを伝えたうえで、「鹿児島県内の海洋クラブ同士で横の連携を図り、積極的に活動し、子どもたちに海の大切さを教えてあげてほしい」と挨拶し、SUPやシーカヤック、ライフジャケットなど、総額約200万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の尾脇市長に手渡しました。

B&G財団 菅原理事長(左)、垂水市 尾脇市長(右)

B&G財団 菅原理事長(左)、垂水市 尾脇市長(右)

  • 目録贈呈

    目録贈呈

    • マリンパークたるみず海洋クラブ運営代表 田屋敷氏

      マリンパークたるみず海洋クラブ運営代表 田屋敷氏

    • クラブ員代表 垂水高校 園田さん

      クラブ員代表 垂水高校 園田さん

海洋クラブ運営代表の田屋敷氏は「現在子どもたちのSUPスクールを展開している。パドルスポーツを通じて出来た仲間は大人になっても繋がる。この繋がりを一生大切にして海を楽しんで欲しい。あわよくば大会で優勝してB&Gをどんどんアピールしていきたい」と抱負を述べました。
 続いて、クラブ員を代表し、垂水高校の園田さんから「今回の器材配備を受け、ジュニアスクール生の活動もどんどん大きくなっていくと思う。私自身、先日のSUPレースで納得のいく順位ではなかったので、もっと努力して表彰台に立ちたい」とお礼の言葉と決意表明がありました。

 市内屈指の観光スポットで様々な取り組みを行う本クラブの今後の活動が楽しみです。

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国281カ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。

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