2024.12.12 UP 舟艇器材配備式 「B&G カゴニコ海洋クラブ」舟艇配備式を実施

日本財団助成事業

B&G カゴニコ海洋クラブの舟艇器材配備式を11月9日、鹿児島県鹿児島市の甲突川右岸緑地で実施。鹿児島市下鶴隆央市長はじめ、児童、保護者、関係者など約40人が出席した。

B&G カゴニコ海洋クラブは、鹿児島市内の人たちに日常生活の中で自然をより身近に感じ、市民同士の交流を深めてもらいたいとの思いから海洋クラブに登録。鹿児島市内の甲突川をはじめ、県内各地の水辺でSUP・カヤック等のウォーターアクティビティを行うとともに、地域住民を対象としたカヌー体験会などを定期的に実施している。県内19ヵ所目の海洋クラブ。

鹿児島市下鶴市長は、甲突川は春には500本の桜が咲き誇り、桜の名所、憩いの場として多くの市民に親しまれているとし、「SUPやカヤックを配備いただいたことで、鹿児島市における海洋性レクリエーションの普及が拡大するものと期待している」と述べた。

B&G財団理事長の菅原悟志は、子ども成長に不可欠な自然体験活動の拡大に向け、ヨットやカヌー、SUP等を配備し海洋クラブを設置している。海洋クラブ代表の白畑さんは、奄美大島でも海洋クラブを立ち上げ、県内の海洋クラブと連携し様々な活動を展開していると話し、「今回配備した器材を活用して、子どもたちや多くの方に自然の素晴らしさを満喫していただき、鹿児島を皆さんで盛り立ててほしい」と挨拶し、SUPやカヌーなど総額約100万円の舟艇器材の目録を白畑 瞬氏に手渡した。

海洋クラブ代表の白畑氏は、身近にSUPやカヌーを体験し乗れるようになれば、たくさんの人が甲突川や錦江湾、屋久島など鹿児島の自然に触れることができるようになるとし、「鹿児島の素晴らしい自然を知ってもらい、故郷に誇りを持ってもらえるようにしたい」と抱負を述べた。

続いて、海洋クラブ員を代表して、大山遥嵩くんが「器材を配備してくれてありがとう。これからも安全に気を付けて海や川で楽しみます」とお礼の言葉を述べた。

式典後、SUP・カヌー体験会が行われ、参加者は新たに配備されたSUPやカヌーで水上散歩を楽しんだ。

  • 親子でカヌーに挑戦

    親子でカヌーに挑戦

  • SUPを楽しむ学生

    SUPを楽しむ学生

  • 街中でカヌーやSUPを楽しめる

    街中でカヌーやSUPを楽しめる

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材を配備。全国282ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動している。

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