2021.12.03 UP 舟艇器材配備式 地元の豊かな自然に触れ合いながら郷土愛を育む「坂井市わんぱく海洋クラブ」舟艇器材配備式を開催

日本財団助成事業

2021年10月26日(火)、福井県坂井市役所にて「B&G坂井市わんぱく海洋クラブ舟艇器材配備式」を開催しました。

当初、6月に配備したSUPを活用した体験会との併催予定でしたが、緊急事態宣言の影響により式典が延期となっていました。

当日は市執行部、海洋クラブ関係者が出席のもと、坂井市の坂本憲男市長へ舟艇器材の目録を贈呈。福井県5ヵ所目の海洋クラブが誕生しました。

左から古川代表、B&G財団理事長菅原、坂本市長、川元教育長

左から古川代表、B&G財団理事長菅原、坂本市長、川元教育長

式典ではB&G財団理事長の菅原から「素晴らしい自然がある福井県。その中でも有数の自然を誇る坂井市において、地域の皆様に自然を満喫いただくことで坂井市の良さを改めて認識いただきたい。そのために配備した器材を大いに活用してほしい」と挨拶。次いでSUP5艇、カヤック1艇、ライフジャケット10着など、今回配備した総額約100万円の舟艇器材目録を坂本市長に手渡しました。

坂本市長は「当市では、海・山・川といった恵まれた環境で様々な自然体験を行っている。配備いただいた活動器材を活用し、子どもから大人まで、体験する年齢層を拡大しながら活動の充実を図っていきたい」と抱負を述べられました。

海洋クラブ代表で生涯学習課の 古川氏は「旧三国町の頃に“わんぱく少年団”を設立。坂井市の自然をステージに活動してきました。昨年、財団からSUPを貸り体験会を実施したところ、大勢の参加があり好評であったため、海洋クラブの登録申請をさせていただきました。できるだけ多くの市民にSUPを通じた自然体験を提供していきたい」と話しました。

目録贈呈

目録贈呈

今後は、越前加賀海岸国定公園内の「二ノ浜海岸」をはじめ、河川やダム湖でのSUP体験会を企画するとともに、クラブ員を拡大し活動の幅を更に広げていく予定です。

B&G海洋クラブは、海洋性スポーツレクリエーションを通じて青少年の心とからだの育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録が可能で、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国271ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。

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