2024.11.18 UP 舟艇器材配備式 「B&G Unzen海洋クラブ」舟艇配備式を実施
B&G Unzen海洋クラブの舟艇器材配備式を11月3日、長崎県雲仙市の雲仙Base(旧雲仙小中学校)で実施。雲仙市金澤秀三郎市長はじめ、児童、保護者、関係者など約40人が出席した。
B&G Unzen海洋クラブは、島原半島の自然(海、山、湖、川など)を活用して、子どもたちに自然遊びの楽しさを体験し学んでほしいとの思いから海洋クラブに登録。運営母体は、NPO法人SECRET BASEで、南島原市を中心に天草市などでSUP体験やライフセービング活動を行い、水辺での遊びや安心安全教育を行っている。隣市の加津佐B&G海洋クラブ(南島原市)とも連携を図りながら活動の拡充を図る。長崎県内6ヵ所目の海洋クラブ。
雲仙市金澤市長は、海洋クラブ活動は市が推進するゼロカーボンシティの持続可能な観光地づくりに大きく寄与するものと期待しているとし、「SUP体験などアクティビィティーの充実により、市が目標として掲げる『6日間滞在できる雲仙へ』により一層近づくものと確信している」と述べた。
B&G財団理事長の菅原悟志は、子ども成長には自然体験活動が重要であることから、ヨットやカヌー、SUPを活用して自然と触れ合ってほしいとの思いで海洋クラブを設立しているとしたうえで、「子どもたちや地域住民にもマリンスポーツの楽しさを体験してもらうとともに、南島原市との連携をはじめいろいろな活動に積極的に取り組んでもらいたい」と挨拶し、SUPやカヤックなど総額約200万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の永吉宏大氏に手渡した。
海洋クラブ代表の永吉氏は「今後、雲仙地域のみならず島原半島内の他の地域にも活動を広げていき、海や山での自然体験による青少年の健全育成、清掃活動による環境保全活動を楽しみながら展開していきたい」と抱負を述べた。
続いて、海洋クラブ員を代表して、永吉璃恩くんが「今回配備してもらった、SUPやカヤックを使って、島原半島の自然をたくさん楽しみたいと思います」とお礼のあいさつを行った。
式典後、白雲の池で行われたBIGSUP体験会では、児童たちが新たに配備されたBIGSUPを操船しながら、自然観察を楽しんだ。
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BIGSUP体験会の様子
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BIGSUP体験会の様子
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BIGSUP体験会の様子
B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材を配備。全国282ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動している。