舟艇器材配備式 カヌー活動を通じて地域への愛着を深める!B&G牟岐海洋クラブ(徳島県牟岐町)
2020年10月11日(日)、牟岐町の貝の資料会モラスコむぎで「B&G牟岐海洋クラブ舟艇器材配備式」が町執行部、海洋クラブ関係者が出席のもと行われました。徳島県内では5ヵ所目の海洋クラブ登録となります。
式典で牟岐町の枡富 治 町長は「牟岐町では社会教育事業の一環として、小学生を対象に学校ではできない様々な体験学習を行う、シラタマ教室(※注)を実施している。今回配備されたカヌーを活用して新たなプログラムを追加し、地域に対する愛着を深める取り組みをさらに進めていきたい」と今後の抱負を述べられました。
B&G財団の菅原悟志 理事長は「子供たちが地元の海や自然の素晴らしさを知るために有効活用いただきたい」とあいさつし、カヌー12艇、ライフジャケットなど、今回配備する総額約100万円の舟艇器材の目録を峯野高明 教育長に手渡しました。
海洋クラブ代表の峯野教育長は「子供たちに地元の自然の素晴らしさや楽しさを体感してもらうとともに、活動を通じて心と体の育成を図っていきたい」と話されました。
今後は小中学校やPTAと連携し、古牟岐海岸を拠点に海洋性レクリエーション活動を行うほか、沖合にある「出羽島」でのカヌー体験やシュノーケリング、環境学習など、地域の子供たちと海に親しむ活動に取り組んでいきます。
※注:天然記念物に指定されている海藻「シラタマモ」にちなんで名付けられた社会教育プログラム。当初はシラタマモ学級であったが、言いにくいので「シラタマ学級」となった。