2022.08.24 UP 舟艇器材配備式 鹿児島県湾奥で活動する「B&G錦江湾海洋クラブ」にサーフスキー3艇など総額100万円の器材配備式

日本財団助成事業

B&G財団は、全国274ヶ所の「B&G海洋クラブ」と共に、海洋性スポーツを通じた青少年の健全育成や地域の活性化を図っており、活発な活動を行う海洋クラブに舟艇器材などを支援しています。7月30日鹿児島湾奥を拠点にパドルスポーツ活動を行う「B&G錦江湾海洋クラブ」への舟艇器材配備式を実施しました。

当初屋外での配備式と式典後のサーフスキー体験会の実施を予定していましたが、台風の影響により姶良公民館で式典のみ行い、B&G錦江湾海洋クラブ 安部直人代表をはじめ、姶良市 市議会 新福愛子議員・和田里志議員・塩入英明議員・湯元秀誠議員・益森隆史議員など来賓、関係者約20名が参列しました。

出席者が見守る中、B&G財団 理事長菅原悟志から安部代表にサーフスキー3艇など総額100万円の配備器材の目録が手渡されました。
 器材配備を受けた安部代表は「錦江湾海洋クラブは、体験格差を無くすことを活動目的の一つに掲げています。バブル崩壊後、自然体験活動に家計を回す余裕のない家庭が増えています。自然体験は人づくりの原点。未来を担うすべての青少年に体験活動は不可欠だと考えています。配備いただいたサーフスキーは、地元の皆様が海との距離を縮めるアイテムとして、シーマンシップを子どもに伝承するために活用します。また、JRCA認定校として、パドルスポーツの教育現場、愛好家の研鑽場所となるよう活動していきたい。」旨お話しくださいました。

B&G錦江湾海洋クラブは、地元のフリースクールや障害児施設の子どもたちに自然体験を提供する活動に注力するとともに、市外の地域交流イベント等で水辺の安全教育を展開するほか、パドルスポーツ大会の運営や海岸清掃活動にも積極的に取り組んでいます。

B&G海洋クラブは、海洋性スポーツレクリエーションを通じて青少年の心とからだの育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録が可能で、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国271ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。

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